福野小学校の6年生が総合的な学習「かがやき」の中で、現在、ボランティア学習に取り組んでいるということで、6月21日(金)、授業にお邪魔してボランティアについて一緒に学びました。
教室に入るなり「こんにちは!」と児童の元気なあいさつ。
とても嬉しかったです。
授業では、ボランティアに対してどんなイメージを持っているか聞きました。
「助け合い」「優しい気持ちになれる」「とてもいい」など、良いイメージを持っている児童や「強制」「面倒くさい」と思っている児童などさまざまでしたが、学校や福祉教育でのボランティア活動は、初めは強制と感じるかもしれないけれど「楽しい」「嬉しい」「またやりたい」という思いが今後のボランティア活動に繋がるかもしれない、いわば「きっかけづくり」の段階、これから自分にあったボランティアを見つけてくださいね、とお伝えしました。
また、簡単なゲームをとおして、ボランティアにもいろいろな活動、考え、活動の得意・不得意などさまざまな違いがあることを確認しました。
その後、実際に安居地区でサロン(和みの会)のボランティアをしておられる前田美好さんより、ボランティア活動についての生の声をお聞きしました。
参加者がサロンに参加したくなるようなチラシを工夫して作っていることや、ボランティア同士の交流を大切にしていること、自分ができることを無理せずに行っていること、活動の中から学ぶことが多いことなど話してくださいました。
その他、平成20年度に起きた豪雨災害でのボランティア活動や、ニーズから立ち上がったボランティアグループについての紹介をしました。
最後に6年生のみんなに伝えたことは、「まずは、思いを行動に」。
具体的なボランティア活動への参加はもちろんですが、
障がいについて調べたり、困っておられる方に声をかけたり、
「思いやり」が行動に表れることを期待しています。