1月22日(金)午前9時30分~、コミュニティ会館にて
“障がい者寄り添いボランティア養成講座”を開催し、受
講生や施設関係者21名の方が参加されました。
第1回目は、
大阪教育大学 准教授 新崎 国広氏を
お招きし、「ボランティアはじめの第一歩~地域における
『新たな支え合い』を考える~」と題し話していただきまし
た。
◇講義の内容を簡単にご紹介
・福祉とは・・・
ふだんの
くらしの
しあわせ
・障がいにとっての2つの障害
①体が不自由である
②周囲の人がそれを理解してくれない。孤独(孤立)。
この他にも、③物理的(移動等)④文化・情報(聞こえない
見えない)⑤制度上⑥心(偏見・差別)のバリアが障がい
者にとってあります。
100人のうち6人が障がい者、21人が高齢者である社会
だとして、この現状が悪いのでしょうか?
そうではなく、 少数の人たちが活き活きと暮らせないという
ことが問題なのです。「自分でご飯を作りたい」「自分で買い
物に行きたい」と言った、ごく当たり前のことができるように…
障がい者を
一人ぼっちにしないこと、
同じ立場に立って考える
ことが大事です。
「ボランティアが言いましたゲーム」の様子
ゲームの内容は簡単!「ボランティアが言いました、〇〇し
てください」と言われたら、その通りにするだけ。
先生から、『「隣の人と手をつないでください」→
この状態が理想的な社会。
「手をつないだ状態で右手を下げてください」→
できないですよね?
この握った手は人権でもあります。人権は、誰にも侵されない
侵すことのできないものだ』と、教えていただきました。
本講座は3回講座です。
次回は、
2月2日(火)午前10時~同会場にて行います。
施設関係者から「3障がい(身体・知的・精神)の特性」について
話をしていただき、障がい者理解を深めます。